スプーンに映った世界を見る

「好き」という気持ちだけを大切に生きていく

noteでサポートしたくなるとき

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お笑いファンがnoteでサポートをしたくなるときというのはどういうときかを考えました。

はじめに

芸人さんがどんどんnoteを始めている。*1

芸人さんの考えが知れるので、noteが流行っているのは嬉しい。
お笑いライブに行っている人間でも、トークコーナーがないとその人がどんな人かってなかなか知れないので。

noteでサポートするとき

私は「良い」と思ったら軽率にnoteでサポートしてしまうのだが、どんなときにサポートしているかを考えて見た。(以下、「あくまで自分の場合は」ということを書きます)

そもそも記事が面白い

noteのサポート機能は「記事の後払い」という体になっている。
そもそも記事が面白いと満足度が高くなる。「面白かったです」とサポートしやすい。
あまり短すぎると「TwitterでOK」となるので、せっかくブログを書くなら500文字以上は書いてもらえると読後感がよい。

更新頻度が高い

毎日なにかを更新するのってマジでムズすぎる。
バイトして芸人としても活動するかたわらでnoteもがんばるというのはすごい。
大変だということがわかるので、「売れるためにはなんでもやるぞ」という覚悟を感じられる人を応援したくなる。

365日お笑いライブ出るか見るか生活をしているポタラ ブティックあゆみさんだったり、(ほぼ)毎日更新してるサメゾンビ滝田さんだったり、ウェンズデイズだったり。錦鯉まさのりさんも更新頻度高め。

緊急性が高い(急にお金が必要になっている)

急な出費が発生していると、困窮しているのがわかるので「大丈夫かな」とサポートしたくなる。

  • 自転車撤去された
  • iPhone落とした
  • サイフを盗まれた
  • ポメラが壊れた

と、日常の至るところに急な出費ポイントは溢れている。
この場合、サポートは友達が困っているのでカンパするという感覚。
サポートをもらうためにウソをつくのは最悪なので、最悪なことが起こった場合は正直に書いてもらえるといいかなと思います。

読み手のことを考えてくれている

「気持ちだけで十分です」「お金はいりません」という態度を取ると逆にサポートしたくなる場合もあるかもしれない。好感度が上がるので。
この場合は「お金はいらないので、よかったら回りに広めてください」とお願いした方が効果的。
ライブの告知とかもそうなのですが、「なんで来ないの?」と責めるより「忙しいとは思いますが、ぜひ来てほしいです!」と受け手の都合も考えた前向きなコミュニケーションをとってほしい。誰にとっても時間とお金は有限なので。

反応しやすい(感想がすぐに浮かぶ)

「せっかくサポートするなら気の利いたメッセージも送りたい」と考えた結果、浮かばなくて結局サポートしないということもある。
あえて「みんなこう言うだろう」みたいなツッコミどころを用意しておくと、サポートだけでなく読み手の反応を得やすい。
ファンとしても「どんなこと伝えればいいんだろう」と悩むので、
『「○○」と送ってください!「××と返します!」』
など、最初に送ってもらいたい言葉を宣言してもらえるとそのまま送りやすい。

単純にその人のことを応援している

noteの記事内容とは関係なく、単純に芸人としての活動を応援したいからカンパするパターン。

  • 誕生日
  • コンビを結成した
  • 事務所に所属した
  • 単独ライブなど、力を入れていたライブが無事終わった

など、人生の門出に激励を送るための投げ銭。
出待ちでギフトカードを直接渡すのはさすがに恥ずかしいとか、あからさますぎてイヤという人はnoteでサポートする。

スキのメッセージやサポートの吹き出しメッセージなどをカスタマイズしている

トンツカタン森本さんのnote。スキ(ハート)を押すと恩を返してくれるらしい。

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赤嶺総理のnote。サポートがどれくらい嬉しいかを教えてくれている。

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メッセージが設定してあると、ファンとコミュニケーションを取ろうとしてくれていることがわかるので嬉しい。

noteでもう1回サポートするとき

note始めたてのときは、ご祝儀的にサポートしてくれる人も増えるかもしれない。
しかし、継続して同じ人に課金してもらうにはどうすればいいのか…?

返事がくると嬉しい

わざわざお金を出しているので、強制ではないけどサポートに対する返事があると嬉しい。サポートは記事に対する後払いであると同時に、「芸人さん本人からの返信」にお金を払っている感覚なので。

サポートがあってもなくても更新を続けてほしい

サポートするときに、「毎回払わないと書いてくれなくなったら嫌だなぁ」と思ってしまう。たとえば、ある人から記事を書くたびに100円もらえていたのが、ある記事を境にぱたっともらえなくなってしまったら……。*4
最初は「書きたいから書く」「ファンとコミュニケーションをとるために書く」「ライブの告知をするために書く」などの目的がいろいろあったはずなのに、いつのまにか「お金がもらえる」が第一義になってしまう。これは悲しい。
普段からnoteの更新頻度が高いと、「お金をもらってももらわなくても書き続けてくれそうだな」と安心してサポートできる。
毎回サポートするのはこっちとしても大変なので、そもそもの記事数が多いと「前にサポートしてからけっこう経ったからまた送ろうかな」という気持ちになる。

番外:noteでサポートするくらいなら直接ギフトカードを渡した方が良いのか?

サポートは手数料をnoteに取られる。(サポート金額の15〜20%)
自分が送った金額より、芸人さんが実際に受け取れる金額は減ってしまう。
だったら出待ちするときに直接お金や金券を渡した方がいいんじゃないかという考える人もいる。
しかし、お金やギフトカードの差し入れは議論を呼ぶものである。
「もらえるならなんでも嬉しい」という人もいれば「施しを受けてるようでヤダ」「ホストじゃないんだから」「そこまでしてもらうのは申し訳ない」という人もいる。

結局、素直に喜んでもらえるかどうかは人による。

渡す側としても、「絶対喜んでもらえる」安心感がある一方で、「誰があげても同じ」という抵抗感がある。「お金を渡す」というのは距離を逆に遠ざける行為だから。

サポートが優れているのは、「人」に対する支援ではなく、「記事」(作品)に対する対価を払えるという点である。
お金を直接渡すのではなく間接的に渡すことで、もらう側も渡す側も抵抗感をなくせる。

番外:noteが続かない人はマシュマロもあります

質問箱やお題箱が流行っている。インスタで質問を募集するパターンもある。
お笑い界隈ではあんまり使われていないけど、マシュマロを使うと実は投げ銭をもらえる。

marshmallow-qa.com

マシュマロは「ネガティブな内容をAIがはじいちゃう匿名メッセージサービス」
基本的に褒め言葉だけもらえるので、「ありがとうございます!」と回答すればOKなのである。フォロワー全員に回答を見せたくない場合は、@tos を最初につけると「ツイートと返信」欄にだけ表示される。

最近は、占い師が占いの結果を有料で回答するという使い方をしているらしい。
絵を描いてる芸人さんは、有料でイラストのリクエストを受け付けることもできる。
「質問や応援メッセージに回答する」ということに対しても、こうして付加価値をつけられる可能性がある。

まとめ:noteでサポートをもらう方法

まとめると、私は「好き+大変そう+続けてくれそう」な人にサポートを送りたくなる。
そして記事がめちゃくちゃ面白かった時、緊急性があるとき、記念日などの節目にサポートを実際に送る。

「好き」という気持ちがそもそもある

noteを読んでいる時点で、ある程度は興味を持っていると考えられる。

  • テレビやラジオ、ライブなどでネタを知って「面白いな」と思ったから
  • Twitterで好きな芸人さんが「面白い」と褒めているから
  • お笑いファンの友達が「面白い」と話題にしているから

…など、興味を持つきっかけはいろいろである。

「ファン」とまではいかなくても、ライブだったりSNSだったりで存在を認識して、好感を持っているというのが大事。

「大変そう」と思わせる

貯金0円の人と貯金100万円の人の100円の価値はまったく違う。
100円の価値をより感じてくれる人に贈りたい。

「続けてくれそう」と思わせる

せっかくサポートしたのにnoteを書かなくなってしまったら悲しい。
サポートの返事こないとちょっと寂しい。
「良い」と思ってサポートを送っているので、頻度は少なくてもブログを書き続けてくれたら嬉しい。

「役立ててくれそう」と思わせる

サポートでもらったお金は本人のものなので、アイスを買っても風俗に使っても全く自由。
とはいえ、贈る方の気持ちとしては消費的なことより建設的なことに使ってほしい。
ネタ合わせのカラオケ代とか、ネタの小道具代とか。
サポートでもらったお金の使い道まで書いてくれてると安心してサポートできる。…と考える人は多いようだ。

ダンシングヒーローのカワナカさんをサポートした場合は、強靭な肉体の維持に使われるそうです。信用できますね。

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YouTuberだって「チャンネル登録お願いします!」と最後に必ずいうし、ブロガーも「よかったらRT・ブクマ・いいねお願いします!」と言う。
「サポートしてほしい」ということをお願いするのは全くおかしいことではない。
ただそのしかたを工夫する必要があるだけで。

もう浜村凡平さんくらいストレートに「サポートがほしい」と書いてもいいののでは。

note.mu

noteに投げ銭してるファンがどんな人かわかれば、もらえるサポートも増えるのかも?と思った。

*1:2018年8月時点では23人程度だったのが、現在では数えきれないくらい増えている。

以前「ブログが面白い芸人さん」というアンケートをやったのだけれど、その中でもnoteをやっている人が多くランクインしている。ぜひチェックしてみてください。

*2:トンツカタン森本|note

*3:赤嶺総理|note

*4:外発的動機(報酬があるからやる)と内発的動機(やりたいからやる)と呼ばれる。内発的動機がある方がものごとが続きやすい。

*5:ダンシングヒーロー カワナカ|note